逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2011年3月

2011年03月03日

釣りたいけれど・・・
急に気温も高くなりすっかり春の気候となり、花粉が一気に飛散。僕自身は花粉症ではないものの仕事は大忙しの毎日です(泣)。気温が高くなってくると期待が高まるのが魚の活性。今年は寒い日が多かったのでなかなか釣りに行けず、ようやく最近何度か行ってみたものの釣り上げたのはアラカブ一匹のみ。
先日は大物の引きを味わいたくてシーバス釣りに行ってみたものの何度かの当りの末にようやくヒットしたと思ったセイゴサイズ(約30cmほど)をバラしてしまい結局ボウズ(泣)。

釣れるとまた行きたくなり、釣れないと今度こそは釣ってやるとまた行きたくなる、結局のところどっちに転んでも行きたくなるのが釣りなのです(笑)。
いつも使うシーバスのタックルは、ジグヘッドにワームというシンプルな仕掛け。本当はハードルアーを使えばいいのでしょうが値段が高くてお手軽とは言えません。それにソフトルアーの方が釣れやすい(たぶん)。
そうは言っても疑似餌なだけにカラーやサイズ、形、動かし方など色々悩むものです。これまで釣れた時の自分なりのデータを参考にしながらあれこれ試行錯誤してみるのですが、なかなか釣れない。
多分腕が良ければどんな条件でもある程度の釣果を得る事が出来るのでしょうが、僕のレベルではたまたまその日の喰いが良ければ釣れるといった程度。まだまだ修行が必要です。

とにかく今年初のシーバスをゲットしたいものです。
今週末は大潮、天気が良ければ行ってみるか・・・。

2011年03月13日

大地震&大津波
11日の金曜日、職場の待合室に置いてあるテレビからいきなりの緊急速報。テレビに映る状況に、最初は全く実感が持てませんでしたが次第に明らかになってくる全貌に愕然となってしまう。
阪神淡路大震災の時は京都にいたので自分自身が地震を体験したのでこれはとんでもない事になるだろうと思いましたが、今回は自分自身の身には全くなにもなかったのでテレビの様子がまるで映画かドラマのワンシーンではないかと思われるほどでした。

阪神淡路大震災の時は、まだ学生時分で、あぁこれでしばらく学校が休みかも・・・と思ったのを覚えています。結局は自分のいる場所は震源地ではなく大した事はなかったのですが、神戸や淡路はとんでもない事になっていました。

今回の地震は過去最大規模の地震であるだけでなく、さらに巨大津波まで呼び寄せ、各地で火災が起こり、恐ろしい事に原発までもが・・・。
各地で自衛隊や警察、消防といった方々が救助に向かわれている中、原発に関する情報提供には憤りを感じます。混乱を起こさせてはならないというのはわかりますが明らかに情報を隠しているとしか思えません。こんな緊急時においてすらも原発の安全性を訴えたいのかと思わざるを得ないような対応だと思います。
すでに被曝も確認されているということで地域一帯に放射能汚染が進んでいる事は明らかだと思います。人体には影響はない程度との発表ではありますが慢性的な影響を考えればどうなのかと心配です。

こんな緊急時に至ってもこれは想定内とか、あれは想定外とかという論外な話をしている専門家には、がっかりさせられます。

まず今できる事を最大限尽し、助けられる命を助ける事を最優先に尽力してもらいたいものです。
また、自らの命を危険にさらしながら現場で懸命に救助にあたっておられる方々が無事任務を全うできるようにお祈りいたします。
大難が小難に、小難が無事になるように祈っております。

2011年03月20日

どうなる原発
時間が経つにつれてどんどん増えていく死者と行方不明者の数。神戸の震災に比べて今回の災害は範囲があまりにも広く救援物資がうまく行き届かないといった状況で避難先で亡くなられる方もどんどん出てきはじめています。
そんな中もっとも気にかかるのが原発。すでに水道水、さらには牛乳やホウレンソウなどの食品にまでも放射性物質が検出され、汚染が進んでいるのは明らか。
危険な中での放水作業でようやく冷却が進みつつあり、最悪のシナリオである”メルトダウン”は何とか回避できそうなのが一つの救いですがすでに漏れ出した放射性物質はどうにもなりません。

東電や政府からの情報は放射線量ばかりのものでどういう放射性物質がどれぐらい放出されているのかという情報がほとんどありません。被曝には外部被曝と内部被曝がありますが報道されている放射線量は外部被曝の際受ける被曝量の数値で、報道では、この量が年間に自然界から浴びる量との比較やレントゲンやCTで浴びるものとの比較でこれぐらいなら影響はないとしています。
確かに今発表されている量であれば人体に直ちに影響が出るという事はないと思われます。直ちに影響が出る恐れのあるのは現場で作業をされている方達です。現場の方達が受けている放射線量は人体に影響を与えかねません。

では、内部被曝はどうかというと、そうは簡単に行きません。たとえ少量であっても蓄積されると被曝量が増え、長年にわたって人体にダメージを与え続ける事になります。さらにどういった放射性物質かによって人体のどこの部位に蓄積されやすいかが変わってきます。
例えばテレビでも報道されているヨウ素は甲状腺ホルモンの原料であるため甲状腺、セシウムは筋肉や子宮といった部位、この他まだ報道されていないストロンチウムは骨といったようにそれぞれが特定の部位に集中することにより特定部位に障害が及びやすいのです。
しかも外部被曝ではあまり問題とならない比較的遮蔽しやすいα線やβ線も内部に入ってしまえば恐ろしい影響を及ぼします。

ヨウ素などは半減期が8日と短く少量であればさほど問題とならないかもしれませんがセシウムは30年、ストロンチウム28年という半減期のため蓄積による影響が懸念されます。

もしメルトダウンが起これば少なく半径300kmは危険です。たとえメルトダウンが防げたとしても今後放射性物質の影響はどうでてくるか全くわかりません。自然界では生物濃縮が起こります。
一度漏れた放射性物質はもうどうにもならないのです。地震や津波での被害を受けた場所は復興が可能ですが放射性物質で汚染された場所は復興は不可能です。チェルノブイリ一帯がそうであるように死の土地となるのです。

すでに避難区域とされている半径30km圏外の方もできるだけ離れる必要があると思います。政府は混乱を避ける為に報道をコントロールしておりそれらを全て信じていては危険です。
だいたい絶対安全と言っていた原発がこのような危機的状況になっているのですからその原発を作った人たちの言葉を全て信じるのは愚かなことでしょう。
ネット上に出てくる情報にマスコミは踊らされないようにと注意を促していますがこのような危機的状況では個々の判断力が大切です。
様々な情報の中から必要な情報を見極める事が重要だと思います。

遠くに避難できない人はできる限り外出を避け、できるだけ隙間をなくし、外出する際はつるつるした衣類で全身を覆い、マスクやゴーグルといったものも必要でしょう。
食事は玄米、塩分を多めに、水分を少なく、砂糖を摂らないという事がよいそうです。こうすることで体内に入った放射性物質の排泄を促進してくれるそうです。

場所によって、また状況によって難しいとは思いますがもし可能であれば出来うる限りに防衛を行って下さい。

原発の対応には文句を言いたいことが山ほどありますが、とにかく起こってしまったことはどうする事もできないので、今後これ以上被害が拡大せぬように祈るしかないようです。

2011年03月30日

知らぬが・・・
被災地の復興が徐々に始まりつつある中、原発に関してはまだまだ先が見えない状況。
毎日、何シーベルトや何ベクレルという言葉が報道され、野菜や水道水の汚染はどんどん広がり、ついにはプルトニウムまで検出されるという恐ろしい事態に。まぁプルトニウムに関しては絶対に漏れているはずはないとして検査されていなかっただけの事だが・・・。

最初は食い入るように見ていたニュースも、さすがに自らの精神が持たないと、最近は身体が見ようとしなくなってきました。そうは言っても最低限の情報だけはチェックしていますが。
揺れもなく、津波の影響もほとんどなかった佐世保にいると、未だにあの地震や津波が嘘ではないかと思ってしまうぐらいです。影響と言えば乾電池やミネラルウォーターがなくなったり、一部の薬が入らなくなってきたり、といったぐらい。
しかし、気持ちが晴れ渡る事がないのは、直接被害がなかった人も同じではないでしょうか。

ただ、知らないというのは恐ろしいと言うべきか、はたまた幸せというべきか、こちらの人の中には全く原発に関して関心がない人もおり、そういった人たちは全くの他人事で、心を痛めている様子がありません。原発に関する事を知れば知るほど、どんどん恐ろしさが増すのに比べれば、知らないというのはある意味その人を守ってくれるのかもしれません。これが良いのか悪いのかはわかりませんが・・・。
しかし知ったからといって何もできないのは歯がゆいものです。とにかく原発に関しては早急に対応して頂きたいものです。

今はどこに行っても募金箱が置かれ多くの義援金が集められ、支援物資もどんどん集まってきています。しかし現場で働くマンパワーはまだまだ不足しています。自分の微々たる力でどこまでお手伝いできるかわかりませんが現地に飛ぼうと思っています。本当はもう少し落ち着いてから肉体労働でお手伝いができないかと考えていましたが、薬剤師としての他の人ではできない仕事の要請があり、今できるのはこれしかないと思い、薬剤師のボランティアとして行くことにしました。
原発の影響を考えると決して安全とは言えませんができる限りの防御をしながらできる範囲のお手伝いをしてきたいと思っています。
             

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