逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2012年10月10日

入場行進
6日の土曜日は韓氏意拳の中級の講習会&食事会で夜遅くまで盛り上がり、翌7日は朝からサッカー。
この日は市民体育祭で前の週の予選に勝ったので準決勝があったのですがその前に開会式がありました。
朝7時半に競技場に集合だったのですが、社会人のサッカーだけでなく子供や他の競技も一緒に行う開会式だったので全員が集まるのにかなり時間がかかった上に高校以来となる整列しての入場行進もありで前日の睡眠不足の身にはかなり堪えました(苦笑)。

まさか大人になってまでこんな事をやる羽目になるとは思いもよりませんでしが子供たちは素直でカチコチの行進をしていましたが大人は適当でダラダラ(笑)。
スポーツという身体を使うものでこんな身体に悪い動きを強いるのはいい加減止めにしてもらいたいものです。

学校で教える団体行動ほど無意味で身体に悪い運動はないと思います。
だいたい手足の長さや身長の違う人が皆同じ歩幅で過緊張を起こした状態で動くなど自然界ではありえない話です。

礼儀作法は必要ですがこのような強制的なものははやく廃止してほしいものです。

そんな気分の滅入る開会式からすぐに移動し試合だったのですが残念ながら負けてしまい決勝へは進めず。

その後は意拳の守先生をお見送りに。この日は養生もあったようなのでそれは次回のお楽しみとしてそれまで日々精進したいと思います。

体育の日の8日は体育の日らしく長崎まで自転車でのお遍路に行ってきました。そちらはブログ「同行二人〜自転車遍路の旅〜」でどうぞ!

2012年10月24日

波動スピーカー完成!
先週末は糸島方面にお遍路に行ってきましたのでそちらはブログ「同行二人〜自転車遍路の旅〜」
をみてもらうとして今回は先日ようやく完成した自作の波動スピーカーについてのお話。

まずは材料集めから始まった訳ですがスピーカーユニットはもちろんの事、エンクロージャー(スピーカーの以外の箱の部分)の本体となるボイド管(紙の筒)、その塗布用のニス、さらにダブルバスレフ型(二重の空気の通り穴付き)としたために必要となった漏斗、バッフルと漏斗を固定するためのMDFの円形の板、外側のカバーの布にゴム、とそれぞれに合うサイズのものを探すのに結構苦労しました。

 今回揃えた材料

次に加工ですが、最初に行ったのがボイド管の切断。ノコギリで直径15cmのボイド管を長さ40cmで切断したのですがなかなか完全には真っ直ぐに切断できないもので多少の凸凹があったもののまぁ何とか合格点。

次にこのボイド管中央部にダクトとなる直径4cmの穴を開けたのですがこれも結構難しい。
最初にドリルで穴を開け、そこからジグソーで切っていったのですが最後は手でヤスリがけして何とか円に仕上げました。

このダクトを開けたボイド管はニス塗りへ。これは結構時間がかかりました。
塗る作業自体はそれほど難しくはないのですが乾燥に時間がかかり、厚く塗ったり乾燥時間が足りないと汚くなってしまうのです。
なので出来るだけ薄く丁寧に塗布し内と外を4回塗りしました。

このニスを乾かしている間にバッフルと漏斗を取り付ける板の穴開け作業。
最初はダクトと同じようにドリルで穴を開けてそこからジグソーで切ろうと思ったのですがジグソーの歯の厚みのせいで小さな円を描くのが難しく、結局ドリルで円の内側をぐるーっと一周穴を開けてそこをジグソーで繋いで穴を開け、凸凹になった部分はルーターで削って整えました。

  
穴を開けたバッフルと漏斗取り付けの板(左)、バスレフの漏斗と補強したバッフル(右)

バッフルは強度を増すために裏側に木枠を取り付けニス塗り。外側に付ける布を手縫いで筒状にしてそれをボイド管に被せ、ダクトにラップの芯で作ったダクト管を取り付ける。

ここからは手順が大切でまず漏斗をボイド管の中に取り付け、次にスピーカーコードを通し裏側に遮音の為のスポンジを取り付ける。
一番外側にバッフルを取り付け、スピーカーコードとスピーカーをハンダ付けしスピーカーをバッフルに取り付けて最後に仕上げのゴムを付けて終了。

  
スピーカー内部と外側の様子

漏斗やバッフルを取り付けるのは本当に大変でボイド管の内径にほぼピッタリにしてあるため金槌で少しずつズレを修正しながらはめこんでいきました。

完成した波動スピーカーはこちら↓

  

所々には多少のほころびはあるもののパッと見ではちゃんとしたスピーカーとなりました(笑)!

肝心の音はというと確かに波動スピーカー特有のどこで鳴っているのかわからない感じで、スピーカーユニット自体の特性だと思うのですが柔らかい優しい感じの音です。

まぁアンプが安物で大したことがないのでスピーカーの能力を生かし切れていませんがエージングが進むともう少し良い音になってくれるのではないかと期待しています。

今新しいアンプを注文中なのでそれでどこまで音が良くなるのか楽しみです。
手間はかかりましたが本家が10万ほどするのを考えると1万円弱でこのスピーカーであればまずまずではないでしょうか?

ちなみに波動スピーカーの特性なのかロック系にはむいていない感じで、音幅の大きなクラシックもちょっと厳しい感じです。
ただ中音域のボーカルやジャズ系の音楽は空間に溶け込むように綺麗に聴こえます。
なので何かをしながらのBGMにはすごくいいと思います。

まぁそれよりも何よりも手作りが楽しめたのが一番です。これから末永く愛用したいと思います。

P.S.余った材料でお手製のゴミ箱まで作ってしまいました(笑)。モノ作りは楽しいですね!


ニスを塗ったボイド管に布を被せ滑り止めのゴムを付けました。

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