逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2012年09月09日

お遍路の目的?
先週末の9/1の昼からと9/2の丸一日を使ってお遍路の続きに行ってきました。
この詳しい様子はブログ「同行二人〜自転車遍路の旅〜」にアップしていますのでそちらをどうぞ。

旅の途中あるお寺の住職になぜお遍路をしているのか?と聞かれ「特に何もないですよ。」と答えたのですが、絶対何かあるはずと言われ苦笑い。
お遍路は自分を見つめる旅だからというような事も言われたのですがこれも特にそんな気持ちはさらさらなし・・・。

どうも住職は遍路を回る事が徳が高く、崇高な行(ぎょう)のように思っておられるようで良い方ではあったのですがこちらの思いは伝わりませんでした。

お遍路は行として行われたり、病気の治癒などの願掛けやこれまで犯した罪の償い、家内安全や健康、幸福といったものまで様々な願いがなされます。
これらが間違いとは思いませんが神仏に依存してはいけないような気がします。

確かに神仏というのは人の力ではどうしようもない事をお願いできるものかも知れませんが行を行ったから、徳が高いから願いが叶うのではない気がします。
まぁ自分が無宗教だから言える事ではあるのですが”神仏は敬うもので願うものではない”というのが自分の気持ちです。

なのでちゃんと各お寺で線香・ろうそくをお供えし般若心経を唱えお参りしますが願い事はしません、というかそもそも願いがないので・・・。

何かに依存するのは簡単です、一見すると苦しいと思われる行もこれをすれば徳が得られるんだというような安易な気持ちからでは意味をなさないように思います。
人は苦しい事が嫌いなようで結構好きなもので結局は苦しければ苦しいほどその対価が得られると思っているからに他なりません。
この行為自体がそれに依存している事になるのです。

本来の宗教というのはそんな低い所にはないと思います。現在でもかなりの力を持った宗教家はいると思いますがそれはほんの一部に過ぎないと思いますしほとんどお目にかかる事はないでしょう。

安易な依存がオウムまでとはいかなくても様々な悪徳宗教に掴まる要因となっているのです。
神がいるともいないとも言えませんが少なくとも依存だけには注意が必要です。

2012年09月23日

自作スピーカー
先日以前から気になっていた波動スピーカーをネットで見ていると結構自作している人がいて、皆さん本家に劣らずいい音が出ているという事でこれは作ってみようと思い立った所です。

それであちこち自作している人のサイトを調べてみると其々寸法も違えば構造もあれこれあるみたいでどれにしようか悩んでいたのですがとりあえず大まかな設計図は頭の中に出来上がりました。

音響に関しては全くの素人なので波動スピーカー以前に普通のスピーカーの原理から調べはじめて、ようやく全体像がつかめてきた所です。
まずスピーカーでもっと重要なパーツであるスピーカーユニットには8cmのフルレンジのものを使う事に。スピーカーには高音を出すツイーターや低音をだすウーハーもありますが自作の場合はより簡単な全ての音をカバーできるフルレンジが一般的で、波動スピーカーの場合は元々がフルレンジを使うスピーカーなのです。

次にエンクロージャー、つまりスピーカーを備え付ける箱をどうするかなのですが波動スピーカーは普通のスピーカーと異なり円柱状でその両端にスピーカーを取り付けるという構造なのですが今回作ろうと思っているものはダブルバスレフ型と呼ばれる空気の通り穴を二つ設けるタイプ。

胴体の円柱はボイド管と呼ばれる紙でできた筒を使う予定なのですがこれは元々建築資材であるため色々ホームセンターで探してみたものの長さが4mと短いものでも2mも長さがありカットもしてもらえないとの事で持ち帰りをどうしようかと検討中。

スピーカーを固定する部分、所謂バッフルにはボイド管の直径にピッタリ合う15cm円の板を買って真ん中を自分で穴を開けようかと思っています。
さらに内部のバスレフには百均の漏斗を二つ取り付け、ボイド管の真ん中にもう一つの穴をラップの芯を使って作ろうかと思っています。

あと接着にはボンド、外側にはニスを塗って包装紙か何かで適当に仕上げようかと思っています。

頭の中では簡単にできても実際に作り始めると難しい所だらけだと思いますがボチボチ材料集めから始めていこうと思っています。


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