逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2015年06月17日

梅雨の畑
九州北部も梅雨入りし今年の分蜂の季節は終わってしまいとうとう我が家の巣箱には蜂は来てくれませんでした。
菜の花が咲いていた時期はニホンミツバチも畑で見る事が出来たのですがそれ以降はたまに西洋ミツバチを見るだけでニホンミツバチの姿は全く見かけなくなりました。

蜂がいない畑というのはさびしいものですが自然の移り変わりは早いもので、畑の作業は次から次へと押し寄せてきます。
今の時期は植物の成長が著しい時期で、数日畑に行かないともうすっかり姿が変ってしまっているのですが、とくに早いのは何と言っても雑草たちです。
普段はなるべく刈り過ぎないように気を付けているのですがこの時期ばかりはそうは言ってられず、しっかり刈っていないとすぐに野菜が雑草に埋もれてしまい、下手をするとそのまま日が当たらず枯れてしまう事もあるので注意が必要です。
特に我が家の野菜は種から撒いており無肥料のため、周りの畑に比べるとかなり成長が遅く、小さい期間が長いので十分気を付ける必要があります。

そんな一見食べられる野菜がほとんどないように見える畑ではありますが、どんな時期でもとりあえず何か食べられる野菜が生えているようにはなってきました。

今日はそんな野菜を少しずつ収穫してきました。



まずは手前のキャベツ。昨年はほとんど食べられるものがなかったのですが今年はこれが2玉目の収穫で外の葉は虫食いだらけなのですが中はキレイにしており小ぶりながら甘みがありまずまずの美味しさ。
次にその横の赤い皮のジャガイモはキタアカリという品種で春・秋連続で植えられるジャガイモで昨年秋に採れたものを種にして植えたものです。
それからキャベツの上の葉っぱはエゴマの葉で一番右に少し写っているのが昨年のこぼれ種から出来たシソ、その間はニラでその上の赤いのがなぜか今頃成りはじめた四季成りのイチゴ、一番上の葉っぱはレタス、キャベツとエゴマに挟まれてちらっと見えるのがネギです。

それ以外では大根や小松菜が収穫できる状態です。

その他、先日収穫し終えたものとして玉ねぎ、エンドウ豆、ニンニク、種用にとう立ちさせている人参、二十日大根、ルッコラ、春菊、パセリ、イタリアンパセリ、さらに今成長段階にある夏野菜がキュウリ、トマト、オクラ、ナス、トウモロコシ、ピーマン、紫トウガラシ、ズッキーニ、インゲン、バジル、ツルムラサキ、ハヤトウリ、モロヘイヤ、秋以降の収穫予定のサツマイモ、ヤーコン、菊芋、里芋、ハーブとしてミント、ローズマリー、それから今年収穫できる大きな苗を買って来たブルーベリーと種類だけはかなりの数を植えています。

  
キュウリとイチゴ
  
人参の花とブルーベリー

ちょうど今梅雨時期という事で大きなミミズが土の中から出てきているのですが、不思議な事にあれだけ対策をしても侵入してきていたミミズ大好きのイノシシが最近は全く来なくなりました。
理由はよくわかりませんがとりあえず荒らされなくなったので一安心している所です。
これから夏野菜の成長が楽しみです。


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