逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2015年09月02日

猫の利
先日は大潮で風もないという事で近くにアジングに行ってきました。
早速投げてみるとコツコツと小さな当たりがあり、数投目でヒット!かなり小さめのアジでしたが幸先よくスタート。

その後も立て続けとはいかないもののポツポツ小さいアジが釣れていた所、遠くでサビキでアジ釣りをしていた中学生ぐらいの女の子とそのお母さんがいきなり人の横で釣り始めたのです。
アジングをしている横でサビキをするというのがどういう事かこの人たちは全く気にしていないようでしたが案の定当たりが少なくなくなりました。

確かにどこで何を釣ろうが勝手ではあるのですがアジングのように撒き餌を使わない釣りの横で撒き餌で全部アジを集められたのでは釣りになりません。
いくら自分たちが釣れておらずこちらが釣れていても釣りのマナーとしては絶対にやってはいけない事です。
たとえ初心者であろうがその辺は気を使って欲しいものです。

その後しばらくしても全然釣れなかった母娘は別の場所に移動してくれたのでもう一度気を取り直して釣っていると再びヒット!
この日はドラグを大分緩めていたので少しラインの出が強く途中で少し絞めたのですがそれでも何故かまだドラグが鳴るのです。これは少し大きい魚だと思い手前までリールを巻いて最後は一気に引き上げた瞬間、目を疑う光景が・・・。
釣り上げた魚が外れ地面に落ちたと思うや、いきなり猫がその魚を咥えて行ってしまったのです。
あっけ取られていると針にはちゃんと小さなアジが掛っているではありませんか。

つまり最初に小さなアジが掛り、そのアジを大きな魚が咥え一気にドラグが鳴り、釣り上げた瞬間その大きな魚が猫に持っていかれ小さなアジだけが手元に残ったという事です。

暗かったので大きな魚が何だったのかが分からなかったのが残念ですが形的におそらくエソかセイゴ(スズキの幼魚)だったのではないかと思います。
以前にもキス釣りの時にキスにエソが喰いついてきた事がありましたが、まさに弱肉強食の世界だと感心しました。
まぁあれこれあるのが海釣りの面白い所です。

結局大きい魚は猫に持っていかれましたが小さいアジを7匹ゲットし唐揚げに、スズメダイ二匹は一匹リリース、一匹は猫にあげました。

小さいながらも楽しませて頂きました。

2015年09月17日

青物ゲット!
昨日は念願の青物をゲットしました!
これまで何度となく挑戦してきた青物釣りですがこれまでヒットのは一匹のカマスを除くと全てエソ、エソ、エソ・・・。

昨日は曇りに少し雨が混じる天気で潮は大潮の上げという好条件。これでは何としても釣りたいと釣果の出ているポイントへ。
釣り場に着くと数人が釣りをされており一人の方に話しかけると既にサゴシ(サワラの子)とチヌをゲットされており期待が膨らみます。

海の方を見るとこれまでになくあちこちでナブラが出来ており魚の活性が高く、釣れる気配が満々。
さっそくジグを投入し表層付近をシャクるといきなりヒット!
ドラグの設定が緩すぎたのか糸がどんどん出るので慌ててドラグを締め、慎重に引き寄せると青物の姿が・・・、これまでエソにしか使った事のなかったタモをぎこちなく伸ばし、最後は竿で網に手繰り寄せ、ようやく念願の青物ゲット!
釣れたのは50cm前後のサゴシでした。

サゴシは足が早い魚なので血抜きして内臓を取り出しクーラーへ。
一発目のヒットでテンションが上がりさらに続けてジグを投げていると再びサゴシがヒットしもう一匹追加。

その後は度々当たりはあるものの途中でバレたり、サゴシの鋭い歯でフックを切られたり、当たりだけは楽しませてくれるいつものエソだったりとなかなか釣れなかったのですが最後に粘ってもう一匹追加し納竿。

久々の大きな魚の当たりとタモを使えたというので十分楽しませてもらいました。

釣ったサゴシは西京漬けと竜田揚げと少しだけ味見で刺身にもしてみたのですが癖のないほのかに甘みのある味でどの料理も非常に美味でした。



ジギングは今がちょうどシーズンなので次は別の青物、ネリゴ(カンパチの子)かヤズ(ブリの子)あたりを釣りたいものです。

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