逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2015年10月26日

サーバーの移転について
この度、当サイトは以前から使用しておりましたサーバーの閉鎖に伴い新たなサーバーへと引っ越す事となりました。

新たなアドレスはhttp://burakusyuyu.html.xdomain.jp/です。
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今後とも当サイト”武楽蹴遊”をよろしくお願い致します。

2015年10月28日

家具作り
最近何かと家の荷物が増えてきて、収納場所に困るようになってきたのでどうしようかと考えた結果、ないなら作ればいいではないかと思い切って家具作りに挑戦してみる事に。

もちろん手間を考えれば買うのが一番楽ではあるのですが安い家具はどれも味気なく、かといって気に入る家具を買うとなれば何万もかかってしまうのでそこまではお金も出せない。
そんなこんなで収納棚を作り始めたのですが、まずは材料選びから。

ホームセンターに行くと色々な種類の材が様々な大きさで売られているのですが、そんな中から今回選んだのがワンバイ材と呼ばれる輸入木材。
これは一般的によく耳にするツーバイフォーなどと同じで海外で規格化された木材でもっと安価な上に面取りまでされているというDIYにはもってこいの材。
大きさも1820mm×89mm×19mmと手頃でそこそこの強度があり加工もしやすいと良い事尽くめの材なのですがただ一点問題があるのがカットの精度と反りがあるという事。
ただこれが加工をする上でかなり問題となってくるのです。



まず最初の工程としてカットがあるのですがさすがに今回はサイズが大きく木材自体の反りもかなりあるのでホームセンターでプレカットしてもらいました。
その材を今度はダボ継ぎという方法で3枚を1枚の板にする作業。
これはドリルで穴を開けそこにダボをはめ込み継ぐのですが、難しいのが垂直にドリルの穴を開ける事です。
この穴が曲がっているとダボが真っ直ぐにならず木を組み合わせた時にお互いの穴が合わずくっ付ける事ができないのです。
一見地味な作業ではあるのですがこの作業が最も大変でした。



ダボで継いだあとはさらにクランプで絞めて反りを修正しながらボンドが乾くのを待ってようやく一枚の板の完成。



三本の木を継いで一枚にしたものを今度は組み立てていくのですが単純にビス止めだけではなく、間はネジを使わずに木同志を組んだのでそのほぞ穴加工も行いました。



ほぞ穴加工はジグソーで切れ目を入れて最後にノミでその切れ込みを落とし仕上げました。
そして最後にビス止めで組み立てていったのですが大きさが180cm四方にもなるので組んだ際のズレと元々の木の反りとで悪戦苦闘しながら何とか組み立てました。



最後は多少のヒビが入ってしまいましたがとりあえず棚としての使用には問題のないレベルに仕上がりました。
工具には多少の費用がかかりましたが木材自体の材料費は3000円ちょっとなので価格的にもまずまず満足の行く作品ができました。

自分で作ってみるとよくわかるのがいかに市販品の精度が高いかという事です。仕上げの綺麗さはもちろん水平・直角がきっちりとれており、狂いがほとんどありません。
素人の手仕事だとなかなかそうはいきません。もちろん工具や機械の差はあるのですがそれ以上に職人さんの腕の違いがあるのだと思います。

また機会があれば家具作りに挑戦してみたいと思います。

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