逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2012年01月08日

守り、護られる
年が明けてだいぶ経ちましたがあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ここ数年寒い日が多かったお正月も今年は穏やかな天気で過ごしやすかったのですが、ほとんどどこにも行かず実家で寝正月を過ごしました。
初詣もランニングを兼ねて行った近くの醍醐寺のみ。
この醍醐寺は小さい頃から遠足で行ったり、高校の部活や自主トレで走ったりして慣れ親しんだ場所なのですが、数年前に世界遺産に登録されて拝観料を取るようになってから気軽には中に入れなくなったのですがそれでも山道の方は無料で解放されていたので地元の人のちょうどよい散歩やトレーニングコースとなっていました。

それがここ最近になってその山道までもが有料となり、もう気軽には行けなくなってしまいました。
例年であれば正月は参拝者でいっぱいのはずが今年はかなり少なく、来ている人もほとんどが観光客で地元の人がほとんどいませんでした。

以前は平日の早朝であっても多くの地元の人がよく登っていた山道も人気がなく寂しいものになっていました。

確かに大きな神社仏閣を管理・維持すには資金も必要でしょうがもう少し地元の人が集いやすい場所にして欲しいものです。
高校の部活ではいつも使わせてもらっている代わりに清掃活動をしたりもしましたがそういった交流が大切ではないかと思います。

元々神社やお寺というのは地元の神や仏を祀る場で、地元の人たちを護ってきた場所だったはずです。
また地元の人がそれを守って来たからこそ今日まで残っているのです。

この守り、護られる関係が続いてきた事をもう一度再確認してもらいたいものです。
この関係が崩れれば日本の神社仏閣は消えていく事になるのではないかと思います。

2012年01月19日

幻のサンマ
秋に食べたい魚と言えばサンマですがこのサンマを釣るというのはほとんどの人が聞いたことがないと思います。
そもそもサンマは北海道などの北の地域で獲れる魚でしかも網で大量に獲るというのが一般的です。

そんなサンマがなんと今、伊万里湾に入ってきているというのです。
九州のような場所にサンマがいることにもビックリですが湾内に入ってくるなどもっとビックリです。

どうもイルカなどの捕食者から逃げて入ってきているのでは?と言われていますが詳しくはわからないようです。
ただとにくかく今大量に釣れているという情報が載っていたのでこれは行かなければといざ伊万里湾へ。

平日にも関わらず、到着するとすでに多くの釣り人が竿を手にしている。しかし水面を見てみるがサンマの影はなし。
とくかく竿を出さなければ始まらないと二本の竿を海に投入。

しばらく様子を見るが一向に当りなし。周りの人たちにも全く当りなし。
これはおかしいと思っていると近くのおじさん達の話を盗み聞きしてみるとなにやらサンマは2〜3日前よりここよりも少し川の上流の方に上っているというのです。

ここにいないなら話にならないと上流の方を見に行ってみると確かにサンマがいる。
ただここは水深が浅くサビキで釣るのは不可能。そこでアジングで攻めてみるが全く反応なし(泣)。

結局サンマの姿を拝んだだけで納竿。
サンマがいるのは一潮(約2週間)だけらしいのでチャンスはあってもあと一回ぐらい。
そもそもサンマが入ってくる事自体も滅多にない事らしいので釣れるかどうか。

何としてもあと一回トライしてみたいものです。

2012年01月26日

ハイヒール
今日は記念すべき30回目のバースデー。
波乱に満ちた20代もお別れです。30代はどういう人生が待っているのか楽しみですが日々を積み重ねていくしかないようです。

それはさておき昨年は入籍し今年の3月挙式が予定されているのですが今はその準備で日々あれこれしている所です。
先日は衣装選びに行ってきたのですがこれが結構大変。僕自身の衣装は簡単で、何色かしかないタキシードのカラーを選び、さらに数種類しかないデザインを選ぶだけなのですぐに決まったのですが妻の方の衣装は全然決まらない。
ウエディングドレスにカクテルドレス、白無垢に色打掛にと、まずどれを着るかという問題がある上にそれぞれの種類が多過ぎるのです。
あれこれ見れば見るほどにあれもいい、これもいいとなってしまい一向に決まらない。新しい衣装を試着する度に写真を撮るのが新郎の役目なのですが途中からはもうすっかり飽きてしまいました(苦笑)。

それから衣装で大変だったのが靴。
新婦のドレスは基本170cmの人を想定して作られているらしくかなり高いヒールの靴を履くのです。どうもその方が見栄えがよく綺麗に見えるそうなのですがそれに合わせて新郎側の靴も踵の高い靴になっており、最初に履かされたのが7cmのヒールの靴。
履いた瞬間に身体が前傾になり腰に痛みが出て胸に何とも言えない気持ち悪い違和感を覚えたのです。
こんなのをずっと履くのは到底できないともっと低いのをと頼むと今度は5cmの靴を持ってきてくれました。
7cmに比べれば大分ましとは言え、これも到底履けた代物じゃない。
結局一番低い3cmのものに収まったのですがこれでも若干の違和感は否めなかったのですがこれしかないので仕方なくこれに決定。
それに合わせて妻のヒールも普通より低めにしてもらいドレスの方を調節してもらう事でようやく落ち着きました。

普通はハイヒールの靴を履くと背が高く見えてカッコよくなるのでしょうが僕の場合は逆で背の高さよりも何よりもあまりにも身体がばらばらでまとまりのない姿勢になっている事に唖然としてしまったのです。
たとえ周りの人から良く見えたとしても自分自身にはどうみてもみっともない姿に見えるのです。

普通より背の低い新郎新婦にはなってしまいますがあんなバラバラ姿になるよりははるかにいいと思います。

街中にはハイヒールを履く女性の姿をよく見かけますがあれでは本当の美しい姿にはなれないのになぁと感じます。
美しいという観点は色々あるのであれがいいという人も多いと思いますが身体にはかなり大きな負担になるのは間違いないと思います。まぁあれをずっと履いていられるのはある意味凄いとは思いますが・・・(笑)。


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