逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2013年01月07日

2013年初詣
少し遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。
今回の年末年始は休みが少なく4日から既に仕事も始まっています。

お正月は実家の京都で過ごしたのですが今年は佐世保も京都に負けずかなり寒い日が続いています。
そんな中、昨日はお遍路に行ってきました。一気に7箇所をまわってきたのですが寒さと久しぶりの長距離サイクリングでさすがに最後はフラフラになってしまいました(苦笑)。
詳しくはブログに書く予定ですのでそちらをどうぞ!

まぁ新年早々これだけのお寺にお参りしたのですから何かご利益があるかもしれませんね(笑)。

今年は既に大きなイベントの予定も入っており、忙しくなりそうですが楽しみの多い年になりそうです。皆様にとって楽しい一年でありますようにお祈り申し上げます。

2013年01月19日

体罰は必要か?
雪で延期になっていた高校サッカーの決勝が今日行われました。
地元の京都橘と宮崎の鵬翔との試合だったのですが結果は2-2で最後はPK戦で鵬翔が優勝しました。

近年高校サッカーは強豪というチームがなくなり、どのチームでも優勝できる力を持つようになってきました。これは全体のレベルが上がり、均衡するようになったためだと思います。
それを示すのが今回優勝した鵬翔高校が決勝を含め4試合がPK戦による勝利という事だと思います。
さらに地区予選の段階でも実力が均衡しており、プロ入り内定の選手がいるからといっても必ずしも勝つわけではないという状況です。
こういう状況を見るとJリーグができ20年が経ちようやく日本も世界のサッカーに近づいてきたのだと思います。

それはさておき、今回準優勝した京都橘は単に地元のチームというだけでないのです。
この高校は元々女子高でそれが共学となり12年前にサッカー部ができました。そのサッカー部の監督は僕の高校のOBの先輩で僕が高校生の時に教育実習で教えに来てくれた方で創部初期の人数が11人揃うか揃わないかぐらいの時には僕がコーチをしていた中学生のチームから選手を貸出したりしたりもしていました。
最初の頃の練習試合は二桁も得点差をつけられるほどのチームでしたが数年後には選手権初出場を果たし、今回は創部12年での選手権準優勝という快挙をあげました。
僕がファジアーノのセレクションを受ける前には身体作りに練習に参加もさせてもらったりもしましたし、メディカルスタッフとして参加していた方も以前一緒にコーチをしていた方で僕が骨折をした時にはお世話になった方です。
こういった知り合いの方がこういう舞台で頑張っておられるのをテレビで見るのは非常に嬉しい事です。

何もない全くの一からのスタートでここまでの結果を出すというのは本当に素晴らしい事です。
最近では大阪の高校の体罰問題が話題になっていますがここの監督さんの指導にはそういったものはありませんでした。
とにかく熱心で一緒になって練習をしているような感じでした。プレーに関しても、あれこれ細かく言うよりも自由に個々の選手の能力がいかに発揮できるかを考えられていたように思います。

単に厳しいだけの押さえつける指導ではある程度まではいってもそれ以上には決して行くことはないと思います。
僕もこれまで様々な指導者を見てきました本当に良い指導者は決して押さえつけるようなことはしませんでした。
まして体罰を加えるなどありえない事です。それでたまたま結果が出たとしてもそれが何になるというのでしょうか?スポーツはあくまでルール上での勝ち負けに過ぎません。生きていく上ではもっと大切なものが沢山あります。

日本のスポーツ界には未だに体罰とまではいかなくても指導者が怒り狂ったように暴言を吐いている場面を見かけますがそういった指導は自己満足でしかない事に早く気付くべきだと思います。
今回橘高校がこういう結果を出したのを見てもそれがよく示されたような気がします。

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