逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2013年10月03日

アコウゲット!
昨日は朝から釣りに出掛けてきました。本当は青物が釣りたかったのですが回遊魚である青物は回遊がなければ釣れないのでとりあえず見えていたアジを狙って見る事に。
とりあえず小さなアジが一匹釣れたのですがその後はリリースサイズの小さなよくわからない魚が釣れただけで全然釣れる気配がないので場所を移動する事に。
ちなみに周りの人たちはほとんどシイラ狙いで回遊があるまで竿を置いてただ海を眺めているだけで一向に釣れる気配なし。

移動後とりあえずここでもアジングを試みるもカワハギなどのエサ取りにエサを取られるだけでアジは全然釣れないのでルアーを変更しメタルジグで大きめのアジを狙ってみると数投で何かがヒット!
アジング用の細い仕掛けなので結構強い引きでしたが一気にリールを巻いて引き上げると今まで釣った事のない魚が・・・。
何と釣れたのは↓



そう、これは高級魚のキジハタ!こちらではアコウと呼ばれる魚で以前からずっと釣ってみたいと思っていた魚でした。
大きさはさほど大きくはなかったものの嬉しい一匹でした。

その後仕掛けをアコウ狙いに変更しジグヘッドにワームで根を中心に攻めているとヒット!
釣り上げるとそこそこの型のアラカブでした。
さらに続けてアラカブをもう一匹追加し納竿。

久々に食べられる魚をゲットし楽しい釣りとなりました。

 だいたい20cmちょっと

生命力の強いアラカブとアコウは持ち帰ってもまだ元気に生きており、捌くのは大変でしたがみそ汁とカルパッチョで美味しく頂きました。

ちなみにアコウはさすが高級魚だけあり、白身で淡泊なのですが甘みがありなかなか美味しい魚でした。

2013年10月16日

大川木工祭り
秋のこの時期はあちこちで色々なイベントが行われていますが14日は家族で大川の木工祭りに行ってきました。
家具生産高日本一を誇る大川にはこれまで数回家具を買いに行ったことがあったのですが木工祭りは初めてでした。
家具はもちろんですが屋台も数多く並びステージではよさこいを踊っていたりとどこもかしこも活気で溢れていました。

とにかくメイン会場だけでも相当広く他会場へ行く余裕など全くないほど沢山の家具が展示してあり、数千円の格安の家具から数十万以上もする高価な家具まで様々で大きな一枚板もあればものすごく細かい細工のしてある格子の建具、釘を全く使わず組んで作られた家具など見ているだけでも十分楽しめるものでした。

今回はあれこれ見た中でいいなぁと思った飾り棚が二つあり一つはおそらく東南アジア系の古材を使った棚で一つ一つの棚が一枚板になっておりなかなか雰囲気の良いもので、もう一つは全て手作りの一点もので棚は桐で外枠はタモを使いわざと切れ込みをいれたデザインでヤスリも手で行ったもの。
元々どちらも予算オーバーだったのですが交渉すると最初の方の飾り棚は何とか予算ギリギリまで下げてくれるとの事でもう一つの手作りの棚は安くしてもらっても予算オーバー。

色々悩んだ結果予算オーバーの手作りの方にしました。
もちろん最初の棚も悪くはなかったのですがやはり最終的にはお店の人の人柄が良かった手作りの方になりました。

確かにもの自体の差もかなりあったのですが手作りの方はお店の人自身が作ったもので一つ一つの説明に商品に対する愛情が感じられその商品以外の話も気さくに話してくれる方でもう一人いたお店の人も同様に感じの良い人でここのものならずっと長く使えるだろうと感じました。

結局手持ちが足りずコンビニでお金をおろしてくることになりましたがいい買い物ができました。

このお店には買った棚以外にも良い家具が沢山なり中でも面白かったのがからくり箪笥。
一つは百年前の家具をリメイクしたものでもう一つはここの主人のオリジナル。
商品購入者だけの特権でからくりのタネ明かしをしてくれたのですが外観だけでは全く分からない内部の複雑なからくりに驚かされるとともに金庫のなかった時代、昔の人はよくこんな凄い箪笥を作ったものだと感心させられたと同時にここの主人の技術にも驚かされました。

やはりどんなものでも本物の職人さんの技というのは精密な機械やコンピュータでは決してマネできないものだとつくづく感じました。

家具という高価なものはそうそう頻繁に買うものではありませんが見るだけでも楽しいものですね。

2013年10月28日

ミツバチ生息マップ
この時期、空き地や道路脇に沢山咲いている黄色い花、それはセイタカアワダチソウです。
一時はススキを壊滅させるのではないかと心配された外来種の植物ですが現在はその勢いも随分衰えてきています。

そんなセイタカアワダチソウですがミツバチにとってはこの時期越冬する為の貴重な蜜源植物です。
他の蜜源植物が少ないこの時期に大量に咲いているセイタカアワダチソウはミツバチの生息調査にとっても重要な植物となります。

普段は様々な蜜源植物から蜜を集めている為探しにくいミツバチもこの時期であればそのほとんどがセイタカアワダチソウに集まる為、セイタカアワダチソウを見ればその地域にミツバチがいるかいないかがわかります。

蝶などの他の昆虫と違いミツバチの場合一匹だけで生きる事は出来ません。必ず一つの群れで生きています。一匹いるということはその後ろには数千〜数万のミツバチがいる事になります。
巣は一つの拠点となりそこから半径2km以内がミツバチの行動半径となります。よってミツバチを見つけた場合、少なくとも半径2km以内には巣が存在している事になり、大まかに言えばその地点から半径2kmにはだいたいミツバチが生息していると言えるのです。

激減しているミツバチの現在の状況を把握するために先日より生息調査を行っているのですがこの調査で気付いたのがかなりミツバチが復活してきている点です。

以前はミツバチはおろか蝶やたの昆虫もほぼ皆無に近い状況だった地域でもミツバチを見つける事が出来るようになっており、かなり少ないながらも蝶やトンボなども見られるようになっていました。
ただし、スズメをはじめとする鳥類はほとんど見る事が出来ませんでした。

これはあくまで推測に過ぎませんが昆虫などの生命サイクルの短い生き物は回復力が大きいが鳥類などの大きな生き物になると回復にかなりを時間を要するからではないかと思うのです。
つまり一度農薬で全ての生き物が大打撃を受け、その後農薬の規制で多少環境が回復するとまずは小さな生き物が一気に増え、その後順次大きな生き物が増えていくからではないかと思います。
ただしこれはある一定数の数が残っていた場合の話で、ある一定数に満たない場合はその種は絶滅するのだと思います。

実際調査をしているとミツバチは確かにいるのですが蜜源に対してミツバチや昆虫がかなり少なかった地点が多く、本来の自然な状態にはまだまだほど遠い印象を受けました。
そして何より恐ろしいのが大型の生き物がいないという事実です。
これまで蜂がいないと言っていましたが実は蜂よりも大型生物である人の方がはるかに危機的状況にあるのではないかと感じます。
一度起こった生態系のアンバランスを修正するにはかなりの時間が必要であると思います。

現在このミツバチ生息調査は、ミツバチたすけ隊を中心に一般の人からのご協力もお願いしています。
調査は簡単で天気の良い日にセイタカアワダチソウにハチがいるかいないかを見るというものです。自分の今住んでいる環境を自分の眼でみるいい機会ともなります、また調査地点が多くなればなるほどより精確な生息マップとなりますので是非ともご協力お願いします。

ミツバチ生息マップはこちら
各自自由に書き込みできます。


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