逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2014年02月16日

初収穫
先月末から新たに畑をもう一区画借りる事になり今はその開墾作業で忙しいのですが先に苗や種を撒いていた方の畑はようやく色んな野菜が育ち始めています。
時期的に種蒔きが遅かったのでどうなる事かと思っていましたが無事芽が出て、その後周りの畑に比べるとかなりゆっくりの成長ではあったものの待ちに待った初収穫を迎える事が出来ました。

まぁただ収穫と言っても間引き菜なのでまだ完全に成熟とまではいっていないのですが・・・。
今回収穫したのは水菜、わさび菜、小松菜の三種類。



洗ったものをまずはそのまま一口、残りはシンプルにオリーブオイル、塩、醤油で軽く味付けし頂きました。。
苦みが全くなく、しっかりした歯ごたえがあり野菜本来の深みがある味わい。
自分で育てたというか、野菜自らが勝手育ってくれたというべきか、まぁそれはともかくとして、売っている野菜とは全然違う何とも言えない美味しさがありました。

これが無農薬・無肥料の野菜の味なのでしょうね。水遣りも一切せず、ただ草マルチをして種を撒いただけなのにちゃんと成長してくれた野菜に感謝です。

これからはだんだんと食べられる野菜が増えてくるので楽しみです。

このように順調に育っている野菜がある反面、ほうれん草と春菊はうまく発芽しませんでした。
時期が悪かったのか土がまだ適していなかったのかわかりませんがまたもう一度撒いてみたいと思います。

それからいんげん豆、そら豆が大きくなり始めたので頂いてきた竹で支柱を立ててみました。
支柱が立つと大分畑らしい気がします。

  

  

写真は2週間ほど前のものなので今はさらにもう一回り大きくなり、周りの雑草も大分生えてきて自然農らしくなっています。

2014年02月26日

農地拡大
先日から新たに借りる事となった二区画目の開墾作業がようやく終わりました。

この土地は一区画目よりもさらに長年放置されていたようで葛の根の多い事、多い事・・・。どこを耕しても至る所に大きな根っこが出てきてそれを取り除くだけでもかなりの重労働。
さらに問題は根と一緒に出てくる大きな石、さらに最も悩ませたのがビニール製のゴミ。これには取り除く手間もさることながら気分的にも大きな負担となりました(泣)。

最近は家庭菜園でもビニールマルチという黒いビニールを被せたり、蔓性の植物の為のネットを使ったりするのですが畑を辞めた後もそのままそれらが放置されている所が結構あり、いくら無農薬で野菜を作っていたといってもそのマナーにはあきれてしまいます。
やはり土に返らないものはちゃんと最後まで処分するのが作り手としての最低限のマナーではないかと思います。

まぁそんなこんなで根、石、ゴミを分けながらの開墾作業はかなり時間を要しましたが土自体は一区画目よりもいい土質で今後に期待がもてそうです。
それともう一つうれしい事は蜂の巣箱を置けるという事。
一区画目の場所はどこにも日を遮るものがなくちょっと巣箱を置くには厳しかったのですが今回の場所はとりあえず西日は防げる場所なのであとは植物でグリーンカーテンでもすれば何とか蜂が飼えそうなのです。
あとは蜂が入ってくれるのと近くの田畑で農薬が撒かれない事を願うのみです。

新たな土地には早速刈り取った草を被せ、今の時期に植えられるジャガイモとほうれん草を植えてみました。ほうれん草は前回たった一つしか芽がでなかったので今度こそはちゃんと芽が出てくれると嬉しいのですが石灰も撒かない自然農法でちゃんと芽が出るのか今後が楽しみです。

  
開墾前と開墾後の様子

  畝が出来てようやく畑の完成です



一区画目は大分雑草も生え、野菜も食べられるぐらいに大きくなってきました。


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