逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です。

2015年12月11日

九州遍路結願!
ついにこの日がやって来ました。2012年6月11日にスタートした九州八十八ヶ所百八霊場巡りが約3年半を月日を経て結願の運びとなりました。
道中無事に終えた事に感謝すると共に途中お世話になった方々にお礼申し上げます。

今回の旅は四国の時と異なり仕事や他の用事の間での区切りでのお遍路という事で途中何ヶ月も休んだりもしましたが何とか全てのお寺を周り切ることができました。

幸いにも途中一度も自転車がパンクせずほぼ予定通りに走破することができました。

今回のお遍路データ
総走行距離 2103.6km
要した日数 26日
総走行時間 102時間24分
一日の最高走行距離 143.4km
一日当たりの平均走行距離 80.9km
一日平均のお寺の数 約4ヶ所

改めてこのデータを見ると我ながらよく走ったなぁと思います。もし区切りではなく通しで周っていればもう少し距離は少なくなっていたでしょうが、距離もさることながら九州のお遍路が大変だったのがお寺の場所が非常にわかりにくかったという事。
四国のお遍路の場合は所々に案内の看板があるので近くまで行けばさほど迷うことはないのですが九州の場合は案内板があるところがほとんどなく、お寺自体も小さい所が多いので近くまで行っても迷うことが度々ありました。

そんなお遍路ではありますが九州のお遍路は一つ一つのお寺をじっくりお参りすることができ、お寺の方とゆっくりお話しすることができたり、様々な接待をしてもらったりと四国にはない魅力が沢山あります。
最近都会の方では御朱印ガールが増えているようですが九州のお遍路はまだまだマイナーな為、周っている人も少なく途中で他のお遍路さんに会うことは滅多にありませんがその分ゆっくり自分のペースで楽しむことができます。

お遍路の旅は、お寺を巡るという行為によってその土地その土地の風土を直に感じる事が出来、新たな感覚を与えるきっかけとなってくれました。

全てを周り終えると少し寂しい気もしますが無事旅を終えることができうれしく思います。

2015年12月27日

九州オルレ〜嬉野コース〜
先日2歳9か月となる娘と二人で九州オルレ嬉野コースを歩いて来ました。
オルレというのは元々韓国の済州島で始まったトレッキングコースの総称で、九州ではそれにならい各地にトレッキングコースを整備し九州オルレとして歩くことができるのです。

今回はたまたま嬉野に用事があり色々イベントを調べていたらこのオルレがあるというので参加してみる事に。
まだ3歳にも満たない娘を連れての山歩きはどうなることかと思っていましたが意外にも娘がよく歩いてくれたので約12.5kmのコースを何とか完歩することができました。
もちろん途中途中では前に娘を抱っこし後ろにリュックを背負うというハードな道のりでしたが優しいガイドさんが娘のペースに合わせてくれたので半分以上は自分の足で歩いてくれました。

今回嬉野の地を歩いて驚かされたのは道の両脇がほとんど掘り返されている事です。
石垣は崩され、植物の根は掘り起こされ、何とも無残な状態です。もちろん犯人は言うまでもなくあの生き物、”イノシシ”です。
近年全国各地でその被害が報告されており、我が家の畑も度々被害に遭ってきましたがまさかここまでひどいとは・・・。
所々ではイノシシ捕獲用の罠が仕掛けてありましたが残念ながらあまり効果があるようには思えませんでした。

そんなイノシシに両脇を荒らされた道を進むと嬉野らしい茶畑のある風景やメタセコイアと呼ばれる見た目は杉の木なのですが落葉樹という珍しい木が見れたりと久しぶりに山歩きを堪能しました。

最後はゴール地点のシーボルトの湯の足湯で疲れを癒しました。

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