逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です

2016年03月31日

ベアフットランニング
今月は我が家にとって嬉しい出来事がありました。
13日に第二子となる男の子が生まれ家族が一人増えました。今後ともよろしくお願い致します。

出産前後で何かとバタバタしてあまりランニングのトレーニングはできていませんでしたが気付けば5月の105kmウォークまで1か月ほどに迫ってきておりこちらも練習不足が気になる所です。

それから予定していた6月のウルトラマラソンはまさかの申し込み開始日に定員に達してしまい参加不可となってしまいました。
最近マラソンが人気なのは知っていましたがまさか申し込み開始当日に参加人数に達してしまうなど予想外の展開に呆気に取られてしまいましたが、こればかりは仕方がないので9月に京都の丹後で行われるウルトラマラソンに出場予定を変更し、こちらは何とかエントリーが出来ました。
元々6月にはちょっと練習期間が短いと感じていたのでその点では良かったのですが9月の大会となるとまだまだ暑さが残る厳しい気候条件なのでそこで無事完走できるのか今後のトレーニングにかかってきます。

そんな中マラソン関連の情報をあれこれ調べているとワラーチというサンダルに辿り着きました。
このワラーチというサンダルは元々世界一の長距離ランナーと言われるメキシコの山岳民族タラウマラ族が履いている履物でタイヤのゴムに革紐を通しただけの非常にシンプルな履物で現在主流となっているクッション性の良い踵の高いランニングシューズとは正反対の履物で彼らはそのサンダルで険しい山岳を驚くべき速さで長時間走り続けるのです。
ではなぜ彼らは素足に近いこのサンダルで走り続けることが出来るのかというと、人が本来持っている足のクッション機能を発揮することにより靴のクッションに頼らずより効率的にショックを吸収し、疲労を低減し、さらにはスピードも生み出すのです。

もちろん今まで靴に頼った走り方をしていた人がいきなりワラーチを履いたからといって効果が出るものではありませんがより怪我をしにくく疲労しにくいフォームを身に着けるには非常に良い練習道具だと思います。
しかもこのワラーチは自分で作ることができ、しかも普通のシューズに比べてはるかに安いという経済的な代物なのです。

元々ベアフット(素足)ランニングに興味があり、サッカーの練習の時にはボール感覚を磨く為に裸足で蹴ったりもしていたのでワラーチで走ることには何の違和感もなかったのですが実際にこのワラーチで走ってみると、とにかく走るのが楽しく気持ちいいのです。

ほぼ素足と同じ開放感があり、地面の凹凸を直に感じる事ができるのに加え、素足のように硝子などの危険な物を踏んで怪我をする心配がなく足も汚れないという優れモノ。
まだ5kmほどしか走っていませんが徐々に長距離でも試してみたいと思います。
強者の中にはフルマラソン、さらにはウルトラマラソンでもワラーチで走っている人もいるようですが、まずは練習用として活用していきたいと思います。



写真は手作りワラーチ。ビブラムソールというゴム底に真田紐を通しただけのシンプルなサンダル。
材料費は1500円ほど

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