逍遥記

自由気ままに、好きなことをし、感じたままに綴る、それがこの逍遥記です

2017年04月18日

コンディション不良
23日には初のトレイルランの大会に出場することになっているのですが今回は練習があまり出来なかったので無事完走できるのか心配な所です。
今回の大会は19kmと39kmの二つのコースがあり、初めてなので本当は19kmに出場すべき所をやはりやるからには難しいほうじゃないと面白くないと修験者コースの39kmにエントリーしました。

普通のロードの39kmならば多少練習不足でもゆっくりなら問題なく走れる距離ですが累積標高3300mという高低差、さらには凹凸のある山道と条件なので体力的にも厳しい条件だと思います。

本来ならしっかり走り込みをして参加したかったのですがここ1〜2ヶ月体調不良でまともに運動出来る状態ではなくようやく先週ぐらいから少しずつ動けるようになってきた所です。
ただもうこの時期はコンディション調整に入らないと行けないのでもう長い距離は走れません。

あれこれ考えても仕方ないのでとりあえずコンディションを整え完走を目指そうと思います。

今までフルマラソンをはじめ、100kmマラソンや105kmウォーク等様々な大会に出場してきましたがある意味今回が一番完走が難しいかも知れません。
大会まであと数日、装備も含め出来るだけの準備をして挑みたいと思います。

2017年04月26日

ラン&ウォーク&クライム
23日は初のトレイルランの大会に行ってきました。
今回走ってきたのは大村の多良山系を走る多良の森トレイルランニングの39kmの修験者コース。
この大会は今回が第二回目で長崎県内では初めてのトレイルランニングのコース。

19kmのフォレストコースと39kmの修験者コースの二つがあり、今回走った修験者コースは累積標高3300mというまさに修験者が修行を行うにふさわしいコース。
朝7時スタートで制限時間が10時間半、時速で考えるならば約4km/hで行けばよい計算になるのですが普通なら歩いても行ける速度も山道の場合はそうは簡単には行きません。

当初の予定では下りをゆっくり走って登りは適当に歩けば大丈夫だろうと思っていたのですが累積標高3300mはそう簡単ではありませんでした。

家を出る直前まで装備をどうするか迷っていたのですがウエアは上は長袖のシャツにウインドブレーカー、下はロングタイツに短パン、靴はアディダスの五本指シューズ、ランニングキャップ、サングラス、グローブ、心拍計付き腕時計。
その他の装備としてはハイドレーション付きのリュックに約1Lの水、行動食としてエネルギージェル4本、アミノ酸の顆粒3袋、ソイジョイ2本、塩飴2つ、手作りのエネルギーバー、梅干し3つ、携帯、地図、絆創膏、痛み止めの塗り薬と内服薬、整腸剤。

荷物を背負いながら走らないと行けないのであまり重たくはしたくはなかったのですがとりあえず最低限と思われる装備を準備しました。



周りには半袖やノースリーブのシャツのランナーも多かったのですがさすがに朝7時はまだ肌寒いのでウインドブレーカーを着てスタート。
登山口までのアスファルトの道をアップも兼ねて軽いジョグで走るものの朝一では心拍数が安定せず。
どんな道かが全くわからないので出来るだけ前半は抑えめのペースを心掛けていたものの登山口から山道になると道幅が狭くなり前後が渋滞状態となったのでとりあえず周りのペースに合わせて進むことに。



スタート地点の野岳湖(標高約300m)から最初の山となる郡岳(826m)までの4kmほどの道のりはほぼ上りで所々の緩やかな上りや平坦な道以外は歩いて進み50分ほどでようやく郡岳山頂に到着。
ちなみにトップランナーはここを18分で上ることが出来るそうです。

身体も十分に温まった所でウインドブレーカーを脱ぎ、下りに入って一気にペースアップ。ただあまりにも急過ぎる場所はスピードを落とさざるを得ないので下りと言ってもなかなか距離と時間を稼ぐことが出来ない。
それに加え滑り止めの付いたトレイルラン専用のシューズでないため、何度も落ち葉やガレ場では滑って転倒しそうになったり、石や木の根に躓きそうになったり、足の指を石にぶつけたり・・・。
それでも下りを一気に駆け抜ける爽快感は何とも言えません。

このコースで最も低い位置にある12km地点のファーストエイドの郡川砂防公園(標高300m)にはスタートから約2時間で到着。
ここのエイドでおにぎりとスポーツドリンクを補給しすぐに出発。
ここからが本日最長の上り区間となる五ヶ原岳(標高1057m)への道のり。
とりあえずエネルギージェルを歩きながら補給し進んで行くと150m置きにあるはずの大会側が設置した黄色の目印のテープないのです。
少し前を行っていた女性ランナーと後ろから来た男性ランナーを待って三人でコースを確認し合ったのですがどうもどこかで道を間違えてしまっていたようでとりあえず元来た道を戻ることに。
数100m戻った所でようやく後続ランナーに出会いその中に地元のランナーで何度もこのコースを試走したことがある人がおりようやく正しい道に戻ることができました。
この時もし一人だけコースを外れていたら間違いなく完走出来なかったと思います。

とりあえずコースに戻れたのは良かったのですが15分程度の時間と800mほどの距離による体力消耗が後々になって影響してくることになるのです。

この約8kmに及ぶ上りの最後の上りは本当に急な上りでロープや鎖をつたって行くような場所で全身クタクタになりながら山頂に到着。
ここから少し下って行くと23km地点のセカンドエイド金泉寺に到着。

さすがにここまで来るとハイドレーションの水がだいぶ少なくなっていたので捕球させてもらう。
エネルギー補給に長崎名物のカステラとかんころもちを頂き、梅干しとレッドブルで疲労回復し再出発。

ここからこのコースの最高地点経ヶ岳(1076m)までの道は距離は短いものの傾斜が凄まじく、まさに修験道にふさわしい道で最後の岩場はまさにロッククライミングでした。

経ヶ岳からの急斜面を木やロープをつたって降りるとそこからは地味なアップダウンの繰り返し。
上りは歩き、下りは走るの繰り返しでさすがに体力が奪われ、ついには水分も底を付き、フラフラしながら33.5km地点のウォーターステーションに到着。

水分補給で多少リフレッシュし、最初に上った郡岳を目指す。
ここまでくれば後はゴールまで下りのみなので最後の力を振り絞って一気に加速し山を下る。
ゴール目前には長時間の運動の影響が胃がおかしくなりながらも最後は待ち構えていた娘を一緒に手を繋いでゴール!



タイムは8時間23分12秒、総合順位は203名中50位、部門順位は178名中45位という成績でした。



ちなみにゴールのシーンは地元テレビのニュースで放送されていました。

初めてのトレイルランだったわけですがロードに比べると体力的には2倍ぐらい必要だと感じました。
今回の場合はだいたい80kmほど走れる体力が必要だと思います。
またスピードもフルマラソンを4時間ぐらいで走れる走力がないとちょっと厳しいと思います。

トレイルランの場合は距離も重要ですがそれ以上に累積高低差やそのコースの中での傾斜や地形等もかなり重要だと思います。
実際に走ってみるとそのことがよくわかりました。

ロードと異なり、凹凸や堅さの変化のある不整地は歩幅が常に変化を求められる他、いつどこでどんな危険があるかわからない状況での集中力も必要になってきます。
それに加え冷静に自分の身体の状態を把握し的確に水分やエネルギーの補給をしていかなければなりません。
棄権する場合でも最低限の体力を残しておかないと行けません。これはどこでも救護車が来てくれるロードとは大きく異なります。

もちろん大会となるとタイムや順位というものはありますがトレイルランの場合は他のスポーツと違い競い合うというより助け合うというスポーツでみんなで完走を目指しましょうという意識の強いものだと思います。
普通のマラソンなどでは他のランナーが怪我をしても誰も助けずにそのまま走り続けますがトレイルランの場合はたとえ優勝争いをしているランナーであっても救護を優先します。
それが山のルールであり自然のルールです。その自然のルールの中で楽しむのがトレイルランの大きな魅力なのではないかと思います。

コースによって様々な顔を見せるトレイルラン、また走りたいと思います。


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